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寒天・アルジネート連合印象法について

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寒天・アルジネート連合印象法について

寒天・アルジネート連合印象法について

◆文中記載の「アルジネート」及び「アルジネート印象材」は「アルギン酸塩印象材」と同義です。「アルギン酸塩印象材」がISO(国際規格)等にて用いられる用語となっています。

寒天・アルジネート連合印象法


■普及の経緯と器具の発達
1960年頃より普及した歯科技工における補綴物の鋳造は印象材の精度の要求とも重なり、いわゆる精密印象が求められるようになりました。当初のアルジネート印象材もペーストタイプのアルギン酸塩に硬化の為に石膏を加え使用するタイプでしたが、その後、アルギン酸塩と石膏の混和物が粉末化され、それに水を加えて練和すれば良いアルジネート印象材が一般的に使用され、また自費診療等に対応する精密印象では、シリコン印象材の発達による「シリコン印象」、少数派では「全(ALL)寒天印象」が一般的でした。ただ、シリコン印象材は高価であること、また親水性があり口腔内での馴染みの良い寒天印象材のみを用いてのALL寒天印象は、冷却のための水冷式トレーの装置が必要であること等の難点があり、ゆえにその後、印象材の精度とともに操作性及び低コストを考慮した臨床家の求める「寒天・アルジネート連合印象法」が、スタディーグループや一部の大学等で芽生えはじめました。
「寒天印象材」は細部の再現に用い、大まかな部分と寒天印象材の冷却の為に「アルジネート印象材」を用いる考えは日本独自の画期的な発想で注目され、それに伴い、アルジネート印象材、寒天印象材の各々の持つ特徴を最大限に生かして使うための機器・器材の開発が活発に行われ始めました。寒天を装填し使用するシリンジをはじめ寒天を溶解し保温しておくための機器(コンディショナー)も、汎用の湯沸しポット→一部自動→全自動、温浴式→乾熱式へ変遷し、アルジネート印象材の練和用器具も、スパチュラとカップを用いての手練り→カップを自動で回転させ手に持ったスパチュラをカップにあてて練り上げる半自動のもの→計量した粉と水をカップに入れて機器に設置し遠心力で練和する全自動のものへと進化していきました。寒天印象材の形状も、シリンジへ装填して用いるためのシリンジタイプ(5/16"サイズ,3/8"サイズ)の他に、カートリッジ管に寒天印象材を詰めた「カートリッジタイプ」が新規発売され(使用されているカートリッジ管本体も発売当初はガラス管でしたが、その後安全面等を考慮しプラスチック管が開発され現在は寒天印象材メーカー各社ともプラスチック製を採用)、その需要とともに材料や機器も進化発展し現在に至っています。
「寒天・アルジネート連合印象法」の基本的な考え方は、スタディーグループの開業医の、臨床に即したアイディアが基となり進化し、更にその後1981年の改定で「寒天・アルジネート連合印象」が保険導入されたことも普及の大きな要因となり、現在の臨床における印象法の8割を占めるに至っています。

寒天・アルジネート連合印象法における利点と欠点

印象と歯科衛生士

印象用寒天の温度特性

印象材の違い(Ⅰ)

印象材の違い(Ⅱ)

印象採得の操作手順(Ⅰ) 印象材の準備

印象採得の操作手順(Ⅱ) 印象

印象採得の操作手順(Ⅲ) 撤去~模型製作

連合印象 なんでもQ&A(1)

連合印象 なんでもQ&A(2)

Q&A


寒天印象材 こんなときは・・・もご参考になさって下さい。
(お問い合わせの多い内容を列記してございます。)


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